メールマガジン(6.18)

「教師のウェルビーイング」

 今から19年前、平成17年4月に、私はさいたま市内の小学校に着任しました。担任させてもらった子供たちはもう立派な大人となり、大学や大学院で一生懸命学んでいたり、社会に出て活躍したりしています。子供たちと一緒に過ごした担任時代、毎日が充実していて、その頃からウェルビーイングを感じていました。
 最近、当時とはまた違った教師のウェルビーイングを感じる機会に恵まれました。それは、教え子たちの成長や活躍を見たり、聞いたりすることができたときです。2023年5月に、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことをきっかけに、同窓会のお誘いを受けることが多くなりました。同窓会で、成長した教え子たちと会うことには、何ともいえない幸福感がありました。クラスメート同士で結婚し、幸せな家庭を築いていたり、教員として学校現場で活躍したりしている教え子もいました。当時の体育授業の話に花を咲かせながら、互いの今現在を語り合うことで、新たな活力が湧いてきました。その時、教員は、ウェルビーイングを一生感じることができる最幸の職業ということを改めて実感しました。
 今後も、体育授業研究会の皆様と一緒に、体育授業を通じての教員のウェルビーイングを感じ、そして広めていきたいと思います。
 埼玉大学 森田 哲史

◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆◆
□巻頭言
「教師のウェルビーイング」
 埼玉大学 森田 哲史 
□岩手大会申し込みについて
□【お願い】次期役員選挙の投票について
□事務局より
・郵送物について
・年会費納入のお願い
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