メールマガジン(1.18)

「よい授業の中に理論が潜んでいる」 
 令和4年12月に「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等のあり方について〜「新たな教師の学びの姿」の実現と,多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成〜(答申)」が公表されました.そのなかで、理論と実践を往還させた省察力による学びの重要性が指摘されています.学生時代に「よい教師になろうと思えば、よい授業を沢山みることだ」と教えられました.その本質は,よい授業には必ずよい理論が含まれていることだと捉えています.よい授業をみることで、実践の中に潜む理論に触れることができ、その理論が実践の内側でどのように機能しているかを考えることで、授業をみる目や授業理解が進んでいきます.
 今、教員養成の高度化や機能強化が進められています.理論と実践の往還を重視するなかで、改めて「よい授業をみる」機会が重要だと感じています.「よい体育の授業を創る」ことは、よい教師の育成にも深くかかわっていると言えるでしょう.
  愛媛大学 日野克博

◆◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆
□巻頭言
「よい授業の中に理論が潜んでいる」 
 愛媛大学 日野克博
□令和5年度冬の研修会について
□サークル提案研究(第7期)募集について
□事務局より
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