メールマガジン(12.15)を配信しました。

「今日の授業がスポーツライフの中の1時間」

 教科の目標にも示されているように、様々な場面で「豊かなスポーツライフの実現」という言葉が使われます。学生さんや先生方に、それについて、どのようなイメージをもつかお聞きすると、学校卒業後の長い期間をイメージする方が多いようです。
 それに対して「幼・小・中・高と、どの発達の段階もスポーツライフの一部」というお話をさせて頂いています。そう捉えることで、今日の体育授業も、その子のスポーツライフの中の貴重な1時間だという意識になると思うのです。
 「体育が好き」「もっと運動してみたい」という次につながる子供の姿になるのか、「もう嫌い」「やりたくない」と豊かなスポーツライフの歩みを止めてしまうのか、やはり1時間、1時間の授業の積み重ねが大切だと考えます。
 間もなく、冬の体育授業研究会が開催されます。学校現場にいた時、会場が学芸大学附属世田谷小学校だった頃に、茨城を朝早く出て参加させて頂いていた頃を思い出します。子供たちにとって充実した1時間となる体育授業が実現できるような、そんなヒントを頂きに今年も参加させて頂きます。久しぶりの対面で、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
筑波大学 三田部 勇

◆◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆
□ 巻頭言
「今日の授業がスポーツライフの中の1時間」
  筑波大学 三田部 勇
□今月のPick Up!
「令和4年度冬の研修会」まであとわずか!
□事務局より
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆