メールマガジン(10.27)を配信しました。

「やってみたいことがある!」
 
 私は、「やってみたいことリスト」を作っています。これは、臨床心理士の先生のお考えを知って始めてみたものです。ささいなことでも構わないので、やってみたいことのリストを作るだけです。最初はたくさん書いてみようとしましたが、ようやく10個書き終えて手が止まりました。「やらなければならないことリスト」はすぐに20個書けるのに・・・・・「やってみたいこと」は意外と書けないのです。
 しかし、取り組むようになってから、毎日の生活で「やってみたいこと」を見つけることが楽しくなりました。「やらなければならないことリスト」は依然としてやり終えることはできていませんが、「やってみたいことリスト」は、増えるだけでも楽しくなります。達成できれば、嬉しさもひとしおです。
 これまで、子どもたちと「やっかい」を見つけて学級をもっと楽しくしようと声をかけてきました。「やっ(学級でやってみたいこと)」「かい(学級で解決したいこと)」に取り組むのです。子どもたちと作成した「やっかいリスト」をもとに、さあ、次は何をやってみようか、どんなことを解決しようか、子どもたちと一緒に学級づくりをしてきました。
 体育授業研究でも、私は「やってみたいことリスト」があります。この体育授業研究会に参加して、多くの実践にふれたり、参加された方々と話をしたりすると、その数が急に増えていきます。
 「やってみたいことがある」って素敵なことだと思いませんか。体育の授業でも、子どもたちが「先生!この運動やってみたい!」と笑顔で取り組むことができるように「やってみたいと思える、やってみたいことがでてくる」教材づくりをしたいものです。
 やるべきことも忘れずに、これからもやってみたいことを探し、見つけ、やり遂げる、そんなわくわくする生活を送っていきたいです。
 東京学芸大学附属大泉小学校 松井 直樹

◆◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆
□ 巻頭言
 「やってみたいことがある!」
  東京学芸大学附属大泉小学校 松井 直樹
□ 令和4年度冬の研修会のお知らせ
□ 事務局より
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