「新たな研修制度(方法)の模索」
2022年の新年度が始まりました。2020年から続く新型コロナウイルス感染症による大学でのオンライン授業が少しずつ対面授業へと変わり、これまでの生活に戻りつつあります。学会や研修会も対面での実施が検討され、今年は3年ぶりに先生方とお会いできそうなので、今からとても楽しみにしています。
また、コロナ禍での教員研修は、中止もしくはオンラインでの開催となっていましたが、今年度は参集での開催が再開され始めています。そのようななかで、先日、教員免許更新講習の廃止が決定されました。教員の負担感を減らすためと言われていますが、一方で教員の質向上を目指す新たな研修制度が検討されているそうです。さらに、小学校では体育科の専科教員の配置の検討が進められ、小学校教員全体での研修機会の減少も危惧されています。
今後、現職教員の指導力をどのような方法で担保していくのかが大きな課題になると考えられます。体育授業研究会のような民間研究団体が、学びの機会として多いに活用できるように、会員の皆さんと盛り上げていきたいと思います。
順天堂大学 荻原 朋子
◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆◆
□ 巻頭言
「新たな研修制度(方法)の模索」
順天堂大学 荻原 朋子
□【第一次案内】第26回体育授業研究会新潟大会
□ 事務局より
・サークル提案研究募集要項について
・ニュースレター36号について
・会員登録情報変更の入力フォームのご案内
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆